1 古文の「あし」

2 古文の「わろし」

わろし よくない

外見・見た目   見栄えがしない・美しくない
技術       下手だ・うまくない
生活状態・経済力 貧しい

(例)この女、いとわろくなりにければ、思ひわづらひて、かぎりなく思ひながらをまうけてけり。(大和物語・149段)
(訳)この女は、ひどく貧しくなってしまったので、(男は)思い悩んで、このうえなく(この女を)思いつつも(別に)妻を儲けた。

(例)この今の妻は、富みたる女になむありける。
(訳)この新しい妻は、裕福な女であった。

3 「わろし」の対義語は?

 この「たのしき」は、まさに「裕福だ」の意を表しています。

4 まとめ

古文の「あし」と「わろし」